変化する表彰の形
表彰は、学校教育やスポーツをはじめ、多くの企業でも取り入れられているので、なじみの深い制度といえます。しかし、実際には制度がマンネリ化し、効果も上がらず表彰の意義を見出せないケースが多いのではないでしょうか。おまけに、制度自体に古臭いイメージもあるような……。これは、トロフィー生活スタッフとして見逃せません! 実は、表彰制度のあり方も変わって、社員のモチベーションを挙げ、会社の活性化につながる有効なツールとして「表彰」が再認識されてきているのです。ここでは、新しい表彰制度について考えていきます。「特別」から「日常」へ
これまでの表彰制度というと、次に挙げたような一定の基準に達したり、特別に高い業績を挙げたりした社員やグループに対して、その功績を称賛する表彰が一般的でした。どの会社でも思い当たる表彰があるかと思います。 ●永年勤続:一定年数以上の勤続社員に対する表彰 ●定年退職:定年に到達した社員に対する表彰 ●改善・提案:会社の事業に関する着想、改善意見を提案した社員・グループに対する表彰 ●功績:業務効率、生産・販売成績の向上などで、著しい功績を上げた成績優秀な社員・グループに対する表彰 ●職務発明・考案:新製品や新技術の開発、従来製品の改良など、業務上有益な発明考案や特許・意匠登録を申請した社員・グループに対する表彰 ●善行:人命救助や社会奉仕などで公的機関から表彰を受けたり、ほか従業員の模範となったりするような行為のあった社員・グループに対する表彰 ●災害時功労:事業所内での災害、盗難などに際して、人命救助・会社財産の保全などで顕著な働きをした社員・グループに対する表彰 ●無事故・無災害:一定期間無事故、安全運転などで勤務実績の良好な社員・グループに対する表彰 ●技能:優秀な技能を持つ社員・グループに対する表彰 ●社名啓発:スポーツなどによって優秀な成績を上げ、会社の名誉となる功労をした社員・グループに対する表彰[参考:労務行政研究所「表彰制度の最新実態」(2010年)]
しかし近年では、これとは違った視点で設けられた表彰があります。数値であったり、特別なことを選定基準にしたりするのではなく、社員の行動や成果のどの部分に注目するかがキーワードになっています。