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トロフィー用語集【製法】

レインボー加工

投稿日:2015年12月16日

レインボー加工とは


ガラスを虹色に輝かせる技法


ガラス製表彰品の低面部分などに、スペクトル(虹のような連続した光の色の帯)様のフィルムとミラーを蒸着加工(蒸発によって素材の表面に付着させる表面処理、あるいは薄膜を形成する方法)させて、ガラス全体を虹色に輝かせる技法です。ガラスの屈折や反射、透過を活かして七色の輝きを生み出すため、高品質のガラスや反射効果の高いカットの表彰品ほど、さまざまな光を帯び不思議な雰囲気を醸し出します。スペクトル加工、ホログラム加工と称している場合もあります。

角度や光によって変化


レインボー加工を施すと、太陽光をプリズムに通したときに現れる、赤色から紫色のスペクトルのような輝きが見られるようになります。色合いは、見る角度や光の具合によってさまざまに変化します。太陽光からスペクトル現象を発見したのは、「万有引力の法則:すべての物体は互いに引き合っている」で有名なイギリスの科学者アイザック・ニュートン(1643-1727年)ですが、レインボー加工されたトロフィーは、その世紀の発見に想いを馳せることができる逸品といってもいいでしょう。 

使われている表彰品


光学ガラス(オプティカルガラス)などを素材にした、ガラス製表彰品の加工に用いられている技法です。もともとは無色透明のガラス体が、さまざまな輝きを放つようになります。レインボー加工された表彰品は、ガラスの透明感はそのままに、見る角度や光の入り方によっても色の変化が楽しめるので、華やかな印象になります。ひと味違ったクリスタルトロフィーなどをお探しの方は、一度ご覧になることをお勧めします。

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