トロフィー用語集【製法】
ダイレクトプリント
投稿日:2015年11月06日
ダイレクトプリントとは
素材に直接印刷する方式
ダイレクトプリントとは、文字どおり、図柄を素材に直接印刷する方式のことをいいます。表彰品では、インクジェット(インクを素材に直接吹き付ける)方式のダイレクトプリントが多く、紙や金属、ガラスなど、さまざまな素材への印刷に対応します。
ほかの印刷方法と違って「色数分の版代」や「色分解」を必要としないので、少量製作や社名・氏名の一部差換えなどが安価に簡単にできるメリットがあります。いわゆるオンデマンドで、必要なときに必要な数量を作るのに適した方法といえます。
素材の質感を活かしたフルカラー印刷
ダイレクトプリントでは、写真やグラデーション表現などのフルカラー画像の再現が得意です。素材の質感を損なわずに印刷できるため、素材特有の質感も保つことができます。例えば、ガラス製の表彰品であれば、透過性インクの特徴を活かして印刷画像を透かしたり、逆に不透過性の白色インクをプラスして透かさなかったりを選べるなど、多彩なデザイン表現が可能です。これは、金属板などでも同様で、地色が出る仕様、カラー優先で地色を出さない仕様を選択できます。
使われている表彰品
ガラスや金属に焼き付けたような高品質フルカラー画像を印刷できるということで、近年、トロフィーや表彰楯、表彰状などさまざまな表彰品で使われる人気の印刷方式です。特に、光学ガラス(オプティカルガラス)やアクリル製のトロフィー、表彰楯の場合、クリアな色の輝きが目を引く、素材を活かしたワンランク上の表現が演出できます。また、コーポレートマークなどのカラーやグラデーションを表現したいという場合にも、オススメの方法です。
表彰品選びに迷っている方、見栄えもよく高級感が出る加工法なので、一度ご覧になってはいかがでしょうか。