トロフィー用語集【製法】
レジスト
投稿日:2015年07月09日
レジストとは
アルミプレートに凹凸を施す技法
「抵抗する」「耐える」という意味を持つ、レジスト。おもに工業分野で、物理的、化学的処理に対する保護膜、およびその形成に使う物質をレジストと呼んでいますが、表彰品では、アルミレジスト加工のことを指します。アルミレジスト加工とは、アルミプレートにレジストを用いて凹凸を施す技法です。エッチング(腐食)よりもさらに浅い凹凸での表現になりますが、光沢のある凸部分と、つや消しになる凹部分とのコントラストが美しく、金属ならではの光沢感のある仕上がりが特徴です。
カラー表現も可能
アルマイト染色(アルマイト印刷)を併用して、一部の色(グレー・白系)を除けば、凹部分、凸部分のどちらにも着色することができます。ただし、アルミニウムに染色するため限界があり、特色や指定色の再現、グラデーション表現はできません。また、1色につき1版が必要になるため、色数分の版代も必要となってきます。
使われている表彰品
アルミニウム製の金属表彰板やプレートのデザイン加工に用いられている技法です。特に金属表彰板では、文字や枠などを凸部分(光沢)、余白を凹部分(つや消し)にして着色するので、文字やマークが際立たち高級感のある仕上がりになります。また、飾りの枠を光沢で表現したレジスト加工のプレートに、グラデーション表現ができるダイレクトプリントを組み合わせるなど、多様な表現も魅力です。表彰状や認定証などの表彰品をお探しの方は、一度ご覧になってはいかがでしょうか。トロフィー生活では、お客様の希望に沿った表彰品を、専門アドバイザーがご提案いたします。表彰品選びに迷われている方は、お気軽にご連絡ください。