トロフィー選びのヒント
修理・修復ができるトロフィーとは
投稿日:2015年06月08日
銀製、真鍮製なら修理・修復が可能
「トロフィーが壊れてしまった……」という、ご相談をいただくことがあります。特に多いのは、優勝カップの持ち手(耳)部分がとれるという破損です。つい持ってしまいがちな部分ですが、カップとの接合部分が小さくとれやすい個所でもあります(持ち上げるときは、台座をしっかりと支えるのが賢明です)。こうした破損では、修理・修復ができる場合と、できない場合とがあります。優勝カップ本体の素材によるのですが、銀製、真鍮製のものなら修理・修復が可能です。つけなおしただけだと破損部分がわかってしまいますが、再度、メッキ加工を施すこともできるので、きれいになります。カップを支える付け根の部分もとれやすい個所ですが、こちらも比較的簡単に直すことができます。凹みや深い傷になると、修理が難しくなってきます。また、破損の状態によっては、修理・修復するよりも、新しく購入するほうが低コストですむ場合もあります。
同じ金属製でも、素材がダイキャストやアンチモニーの場合は、その特性上から修理・修復、メッキ加工は残念ながらできません。前述した銀製、真鍮製のものなら、年月が経ち劣化が進んでしまったトロフィーについても、再度メッキ加工をすることで元の輝きを取り戻すことが可能です。ほかの素材に比べてメンテナンスもしやすいので、大会ごとに持ち回りで使うトロフィーなど使用頻度の高いものでは、銀製、真鍮製のものがおすすめです。
部品の交換という手も
ガラス、陶器、天然石、樹脂(プラスチック)でできたトロフィーも修理・修復は難しくなります。ただし、タワー型トロフィーなど、部品ごとに取り外しができるトロフィーの場合は、破損した部分のみ交換ということができます。商品によって部品交換のできるもの、できないものがありますので、ご相談いただければと思います。ほかにも、トロフィーの破損でお困りのことがありましたら、専門のスタッフが対応いたしますので、トロフィー生活までお気軽にご連絡ください。