- キュービックジルコニア(CZ)
- 投稿日:2024年08月07日
キュービックジルコニアとは
ダイヤモンドに近い高い屈折率
キュービックジルコニア(CZ)は、工業用に合成された二酸化ジルコニウムにイットリウムやマグネシウムを混ぜて結晶化させたもので、人工的に作られた合成石です。屈折率や硬度がダイヤモンドに近く、ダイヤモンドに見間違えられるほどの発色や輝きを持っています。安く量産が可能なためにキュービックジルコニア自体に価値や希少性はありませんが、逆にいえば、手が届きやすいということになります。アクセサリーや装飾品などの方面では、注目されている素材です。
限りなくリアルな偽物!?
典型的な合成石で自然界には存在しないため、ダイヤモンドとはまったく違う物質になりますが、その性質や見た目から“限りなく本物に近い偽物”と呼ばれることもあります。ダイヤモンドとの見分け方はいろいろとあるのですが、キュービックジルコニアのほうがファイア(光の分散現象によって虹色に観察されるもの)が強く、光がより虹色に輝いて見えます。
使われている表彰品
クリスタルトロフィーなどのワンポイント装飾として、キュービックジルコニアがあしらわれることがあります。メイク・コスメ・ヘアスタイルなどの美容関連、ファッション系のアワードシーンなど、特に女性的なイメージの表彰品にふさわしく、オススメな素材です。